吃音症のこと

面接でどもるのは大丈夫!吃音者の就活のコツを紹介します。

悩める人
吃音があると就活が怖すぎる・・・。てか受かるのか?

 

現在学生の人で、吃音持ちの人は就活が近づくにつれて必ず不安になりますよね?

その気持ち、めっっっっっっちゃくちゃわかります!!!

 

私も履歴書を書きだした辺りからもう不安で不安で仕方ありませんでした(笑)

「雇ってくれるとこなんてあるの?」「コミュ障って思われるんじゃないか?」

色々なネガティブな思考が巡りに巡ってましたね。

 

ですが、安心してください!!

例え吃音持ちだとしても雇ってくれるところはあります!

そしてどもっても大丈夫です!

 

現に私は普通の人と同じように面接をして内定をもらって普通に働いていますからね(笑)

 

ということで今回は、吃音者が面接を通過するためのコツや心構えについて少しお話していこうと思います。

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吃音があることは事前に伝えておく!

これが今回私が一番伝えたいことだと言っても過言ではありません!

面接時、もしくは書類審査の時点で吃音がある事をカミングアウトしちゃいましょう!

理由としては簡単なんですけど、打ち明けることによって自分の気持ちがものすごく楽になるからです。

 

自分が楽になるのはもちろんなんですが、案外面接官の人にとっても「こういう人がくるのね、おっけい」と心構えができ、いざどもってしまったとしてもこちらの事情を知っているためそこまで戸惑うことがなくなります。

それともうひとつ打ち明けることによるメリットがあり、入社後の居心地のよさが全然違うと思います。

 

そもそも企業側が内定を出したということはどういうことか分かりますか?

 

吃音がある人を受け入れた=理解してくれる会社

 

これが必然的に成り立ちます。

 

最低限人事の人に吃音を理解してもらうことができれば、これからあなたが配属される部署の人に周知してもらえるように根回ししてもらうことだって可能です。

 

逆に何か隠し事がある状態で相手と話すときって話してる間はずっとソワソワしますよね?

吃音があることを隠した状態で受けてしまうと、「どもったらどうしよう」「どもらないようにしなきゃ」というように無意識にどもりは悪というイメージが自分の中でついてしまいます。

あなたが吃音持ちならきっと分かると思いますが、このようなモードに入ってしまったら負の連鎖の始まりです。

 

負の連鎖を起こさないように事前に伝えてリラックスして臨みましょう!

 

表情は明るく!下を向かない!

一般的な面接での心構えの中でもこれは基本だと思いますが、吃音持ちの人にとっては特に大事になってきます!

なぜかというと、暗い表情で下を向いているとどもりやすくなってしまうからです。

どもりやすくなってしまう明確な理由はわかりませんが、おそらく潜在的に負のオーラを纏ってしまい、そこからどもりに繋がってしまうのではないかと思います。

私自身、初めての面接では緊張のあまり表情もものすごくこわばり、下を向いたまま話してしまってたんですよね。

その時は過去一レベルで見事にどもりのオンパレードとなっていました(笑)

 

しかし二回目の面接ではとにかく口角を上げて相手の顔付近を見て話したら、一回目よりもどもる回数が少なくなったんです!

これだけ聞くとただ単に「二回目だから緊張がほぐれてたんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それとは少し違います。

 

「これ絶対どもるやつだ」という感覚に陥ることが少なくなったんです!

 

この感覚になるとどもりのオンパレードになるのですが、表情などを意識するとなぜか少し余裕ができてどもる回数が減りました。

一度騙されたとおもって試してみてください!

いきなり面接で実践するのは難しいと思うので、とりあえず日常生活から少しずつ表情や目線を意識して取り組んでみましょう。

 

変に受け答えを暗記しない!

志望動機や自己PR、長所短所など、受け答えの内容を丸暗記したりするのはやめたほうがいいですね。

質問がくるタイミングが予想と違ったりしただけですべて飛びますから。

自分が話したい要点だけを抑え、頭には受け答えに必要な単語のみいれておくといいでしょう。

 

例えば自己PRであれば、

 

「私は最後までやると決めたら必ずやり通す継続力があります。どんなに辛いことに遭遇しても継続さえできていれば結果はついてくるということを趣味の筋トレを通じて学びました。この継続力は御社で業務をこなしていく中で活かせる部分があるのではないかと思います。」

 

このような受け答えをしたいとします。

これをこのまま丸暗記しようとしたらちょっとしんどいですよね?

 

私ならこれを「継続力がある」「筋トレで継続は大事と学んだ」「業務で活かせる」のように、部分部分のみを頭にいれておきます。

長文を丸々覚えるよりも難しくないですし、意外と丸暗記よりもこっちのほうが融通が効いたりするんですよね。

伝えたいワードさえ掴んでおけば前後の文章はなんとかなるもんです。

 

吃音持ちの人が丸暗記をすると、内容が飛んでしまった時に普通の人以上にパニックになるためどもりが増え、どもることで更にパニックになるという悪循環を起こしてしまいます。

 

このような事にならないためにも本当に必要な部分だけを覚えるようにしてみてください!

 

まとめ

いかがでしたか?

吃音持ちの人の就活って本当に大変なんですが、「どもるかも」という心配をしなくてもいい状況を作り出せれば少し余裕ができます!

事前に吃音を伝えておく

明るい表情、目線を上げることを意識する

受け答えは本当に伝えたい部分のみを覚える

この3つを実践できれば後悔するような結果にはならないと思うので、ぜひ試してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

  • この記事を書いた人

おちび

28歳会社員。身長162cmの吃音持ちのおちび。 2017年8月から筋トレを開始し、増量と減量を繰り返しマッチョになる。 8割以上はYouTubeから知識を得ており、自分に合うやり方を探りながら筋トレに励み中。

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